背中ニキビのかゆみは、放っておくと悪化する可能性があります。
かゆみをガマンできずにかいてしまうと、ニキビがやぶれて炎症や、あとが残ってしまうことも。
背中ニキビのかゆみは、肌の乾燥や刺激によって引きおこされることが多いです。
肌のバリア機能が低下して、かゆみが増すという悪循環におちいることもあります。
この記事では、背中ニキビのかゆみの3つの原因と自宅でできる5つの対策法を紹介します。
これからお伝えする方法は、背中ニキビのかゆみを和らげるだけではありません。
肌の状態も改善できるので、背中のかゆみを改善しつつきれいな背中を手に入れることができますよ。
ぜひ参考にしていただければと思います。
背中ニキビのかゆみの3つの原因とは?
背中ニキビのかゆみは、以下の3つの要因によって引きおこされます。
汗や皮脂の過剰分泌
汗や皮脂は、肌に必要な水分や油分をたもつ役割があります。
汗や皮脂がたくさん分泌されると、毛穴をつまらせてニキビの原因に。
汗や皮脂は細菌やカビが発生しやすく、肌に炎症を起こしてかゆみを引き起こします。
汗や皮脂が多くなるのは、暑い季節や運動をしたあとにおこりやすいです。
また、ストレスやホルモンバランスの乱れなどによっても引きおこされます。
洗浄力が強すぎるボディソープやスポンジ
汗や皮脂をおとすために、洗浄力が強すぎるボディソープやスポンジを使うのはNG。
なぜなら、肌に必要な水分や油分まおとしてしまうから。
これによって、肌が乾燥してかゆみを感じるようになります。
洗浄力が強すぎるボディソープやスポンジは、肌の表面を傷つけてしまうことも。
これも肌が炎症をおこしてかゆみを感じる原因です。
着衣や寝具の摩擦や汚れ
背中はほかの部位とくらべて、服や寝具と接触する時間が長いです。
そのため、着ている服や寝具が肌にまさつをあたえると、肌が刺激されてかゆみを感じるように。
特に、合成繊維やウールなどの素材は、肌にやさしくないので注意が必要です。
また、服や寝具がよごれていると、細菌やカビが肌についてしまいます。
それにより、肌に炎症を起こしてかゆくなる原因に。
特に、汗や皮脂よごれは洗濯しないと蓄積されてしまいます。
以上が、背中ニキビのかゆみの原因です。
次に、自宅でできる対策法を見ていきましょう。
背中ニキビのかゆみに効く自宅でできる5つの対策法
背中ニキビのかゆみをやわらげる、5つの方法をご紹介します。
毎日シャワーを浴びて清潔にする
汗や皮脂は、放っておくと肌トラブルの原因になります。
毎日シャワーを浴びて背中の汚れを落とすことが大切。
シャワーの温度はぬるめにして、肌に刺激をあたえないようにしましょう。
シャワーをあびたあとは、タオルでやさしく背中をふいて乾かします。
こすらないように注意してください。
また、タオルは清潔なものを使いましょう。
肌にやさしいボディソープやタオルを使う
背中を洗う時は、肌にやさしいボディソープやタオルを使いましょう。
ボディソープは、無添加や低刺激のなものがいいですね。
泡立てネットやスポンジなどは、肌を傷つけたり細菌が繁殖したりする可能性があります。
タオルもやわらかくて肌ざわりの良いものを選ぶようにしましょう。。
また、タオルは毎回洗って清潔にたもちましょう。
綿や麻などの天然素材の服や寝具を選ぶ
背中ニキビのかゆみを防ぐためには、着るものや寝具も大事。
合成繊維やウールなどの素材は、肌に刺激をあたえてしまいます。
また、汗や皮脂を吸収しなかったりするので、避けるようにしましょう。
綿や麻などの天然素材は、肌にやさしくて通気性がいいのでおすすめ。
また、着衣や寝具は、定期的に洗濯して清潔に保ちましょう。
汚れたままだと、細菌やカビなどの有害物質が肌についてかゆみを引きおこしてしまいます。
保湿クリームやローションを塗る
背中ニキビのかゆみは、肌の乾燥が原因でおこることが多いです。
保湿クリームやローションをぬって、肌の水分と油分のバランスをととのえることが大切。
保湿クリームやローションは、無添加や刺激の少ないものを選びましょう。
保湿クリームやローションは、シャワーをしたあとに塗ると効果的です。
シャワー後は、肌が水分を多く含んでいるので、その水分を閉じ込めることができます。
また、背中は手が届きにくいので、スプレータイプやロングハンドルのものを使うと便利ですよ。
ストレスを溜めないようにする
ストレスは、ホルモンバランスを乱して汗や皮脂を増やす原因に。
また、肌のバリア機能を低下させたりすることがあります。
ストレスを溜めないようにすることも、背中ニキビのかゆみを防ぐためには重要です。
ストレスを溜めないようにする方法は人それぞれかと思います。
たとえば、
- 趣味や好きなことをする
- リラックスできることをする
- 睡眠時間をたっぷりとる
- 呼吸法や瞑想法などをためす
などがありますので、自分に合った方法を見つけましょう。
以上が、背中ニキビのかゆみに効く自宅でできる対策法です。
これらの方法は、すぐに効果が現れるというものではありません。
継続してうことで、背中ニキビのかゆみをやわらげます。
それだけでなく、肌の状態も改善できます。
背中ニキビのかゆみにお悩みの方は、ぜひためしてみてください。
背中ニキビのかゆみがひどい場合は医師に相談
背中ニキビのかゆみは、自宅でできる対策法で改善できることが多いです。
ですが、場合によっては医師に相談する必要があります。
以下のような症状がある場合は、皮膚科や美容皮膚科などの専門医に診てもらいましょう。
- 背中ニキビのかゆみが長期間続いている
- 背中ニキビのかゆみが強くてがまんできない
- 背中ニキビをかいてしまって肌が傷ついている
- 背中ニキビのかゆみで熱や全身が、だるいなどの症状がある
- 背中ニキビのかゆみ以外にも顔や胸などほかの部位にもニキビやかゆみがある
医師に相談すると、背中ニキビのかゆみの原因や程度におうじて、あなたに合った治療をしてもらえます。
たとえば、内服薬や外用薬の処方、レーザーや光治療などの美容医療を受けたりすることができます。
これらの治療法は、自宅でできる対策法よりも早く効果があらわれることも。
ただし、医師に相談するだけでは、背中ニキビのかゆみを根本的に解決することはできません。
治療法とあわせて、自宅でできる対策法も継続して行うことが大切。
また、治療法には副作用や費用などのデメリットもあるので、医師とよく相談して決めましょう。
まとめ
背中ニキビのかゆみは、肌の乾燥や刺激、細菌やカビなどの感染などが原因でおこります。
背中ニキビのかゆみをやわらげるには、以下の5つの方法を今回は紹介しました。
- 毎日シャワーをあびて清潔にする
- 肌にやさしいボディソープやタオルを使う
- 綿や麻などの天然素材の服や寝具を選ぶ
- 保湿クリームやローションを塗る
- ストレスを溜めないようにする
これらの方法は、すぐに効果があらわれるというものではありません。
継続しておこなうことで、背中ニキビのかゆみをやわらげるだけでなく肌の状態も改善。
ですが、背中ニキビのかゆみがひどい場合は、医師に相談することも忘れないでください。
医師による治療法は、自宅でできる対策法と合わせることで、より効果的に背中ニキビのかゆみを改善できます。
医師に相談する際は、背中ニキビのかゆみの症状や持病やアレルギーなどの情報を伝えましょう。
背中ニキビのかゆみは、放っておくと悪化したり、あとが残ったりすることがあります。
早めに対策をして、快適な肌をとり戻しましょう。
また、上記の5つの背中ニキビ対策法以外にも「背中ニキビに効果のある化粧品」を使うのもいいでしょう。
この記事が、背中ニキビのかゆみで悩んでいる方の参考になれば幸いです。